✅「BASE」か「STORES」だと、手数料はどちらが安いのか知りたい。
✅通販を始めるなら「BASE」か「STORES」がおすすめと言われたけれど、どちらを使えばいいのわからない。
✅外出自粛のために、営業ができなくなってしまった。既存のお客様を対象に通販をしたい。
前回の記事で、おすすめのネットショップ作成サービスとして「BASE」と「STORES」をご紹介いたしました
とはいえ、特に経営者の方だと「機能に大差がないのであれば、利用料金を比較したい」という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、BASEとSTORESを「手数料・入金サイクル・有料ツール」の観点から比較して、ケース別に利用料を一番安く抑えられるプランをご提示いたします。
※通販の月商が30万円以上の方は、こちらの記事もご参考ください。
BASEとSTORES 利用料の比較表
BASEとSTORESですがちょっと比べづらいので、全体の比較表を作りました。
BASE (無料プランのみ) |
STORES (フリープラン:無料) |
STORES (スタンダードプラン:1980円/月) |
|
プラン名 | - | フリープラン | スタンダードプラン |
販売手数料 | 3% | - | - |
決済手数料 | 3%+40円/個 | 5% | 3.6% |
振り込み手数料 | 250円/回 | 275円/回 | 275円/回 |
事務手数料 | 500円 ※振り込み申請額が2万円以下の場合 |
275円 ※振り込み申請額が1万円以下の場合 |
275円 ※振り込み申請額が1万円以下の場合 |
入金サイクル | 振り込み申請から10営業日 | 月末締め翌月末払い | 月末締め翌月末払い |
入金サイクル以前の振り込み申請 | 月額980円(有料ツール) | 振り込み申請額の3.5%/回 | 振り込み申請額の1.5%/回 |
不正決済保証(有料ツール) | 月額980円〜 | - | - |
手数料の比較
商品が1つ売れるごとにかかる手数料を比較します。
BASE
BASEは無料プランのみですが、決済代行者に支払う決済手数料に加え、サービス元であるBASEに支払う販売手数料がかかります。
販売手数料 3%
決済手数料 3%+40円
決済手数料に販売手数料が加算されるため、商品が1つ売れるたびに6%+40円の手数料がかかります。
STORES
STORESの手数料は決済手数料のみで、プランによって変わります。
月額利用料 無料
決済手数料 5%
月額利用料 1980円
決済手数料 3.6%
BASEとSTORESの手数料を比べると、月額費用無料で6%+40円のBASEよりも、無料プランでも5%の STORESの方が安く抑えられます。
また、STORESの「無料プラン」「スタンダートプラン」の手数料を比較すると、売上げが14万円の時点で20円の差異になります。
140,000円(売上)×0.05(5%)=7,000円(手数料)
140,000円(売上)×0.036(3.6%)+1980円(月額利用料)=7,020円(手数料)
入金サイクルの比較
入金サイクルと振り込み手数料、入金サイクルを短縮するオプション利用料を比較します。
BASE
BASEの入金サイクルは、振込み申請から10営業日です。
振り込み手数料に加え、申請額に応じて事務手数料がかかります。
一律250円
振り込み申請額が2万円以下の場合 500円
振り込み申請額が2万円以下の場合 0円
オプションに、入金サイクルを短縮してくれる「振込申請プラス」があります。
審査に通れば月額980円で、下記が可能です。
振込申請から最短1営業日で売上金が振り込まれる
1ヶ月で最大6回の締め日、最短1営業日後に自動的に振り込まれる
STORES
STORESの入金サイクルは、月末締め翌月末払いです。
振り込み手数料に加え、場合によっては事務手数料がかかります。
一律275円
振り込み申請額が1万円以下の場合 275円
振り込み金額が1万円以上の場合 0円
※振り込み申請額が1万円以下の場合、申請しなければ入金されることはありません。翌月に合算されます。
オプションに、入金サイクルを短縮してくれる「スピードキャッシュ」があります。
申請に審査はありませんが、都度、手数料を支払います。
振り込み手数料3.5% (スタンダードプランは1.5%) で、申請の翌営業日に売上金が振り込まれる
私自身、スピードキャッシュにはよくお世話になりました(^^;
申請を忘れて18時ぐらいに手続きした時も、翌日に振り込まれていましたね。
振り込みの時間帯は日によってばらつきがありましたが、15時ぐらいまでには入金が確認できました。
通常の入金サイクルは、BASEの方が短期ですね。
BASEもSTORESも、申請の翌営業日に振り込みをしてくれるオプションがあるので、何かの時には助かりますし。
BASEの、1ヶ月で最大6回の締め日 翌営業日振り込みのオプションも、業態によっては魅力的かもしれません。
オプション利用料が、BASEは月額980円以外はコストがかからず、STORESは都度 振り込み金額の3.5%(月額1980円の有料プランは1.5%)なので、自社の売り上げや申請回数に応じてどちらのサービスが低コストなのかは変わります。
有料ツールの比較
STORESには月額1980円のスタンダードプランがありますが、BASEには有料プランはありません。
その代わり、上でご紹介した「振り込み申請プラス(月額980円)」だったり、ショップからBASEのロゴを外したりする場合、機能に対して月額費用がかかる仕様になっています。
2020年4月11日現在、BASEの有料ツールは「振り込み申請プラス」を除くと下記2つ。
クレジットカードが不正利用(チャージバック)されたときのショップの被害金額が補償されます。
審査結果によって 月額980円、1980円、2980円のプランがあります。
チャージバックとはなんですか?
チャージバックとは、購入者(クレジットカード保有者)が利用代金の支払いを不服とし、
クレジットカード会社に注文取消(返金)を要求することを指します。……チャージバックが確定した場合は、売上金はクレジットカード会社に返金され、購入者(クレジットカード保有者)への請求も取り消されます。
この際、弊社利用規約に基づきショップから弊社へ売上金の返還を行っていただきます。BASEショップ向けヘルプより引用
自社ネットショップの画面右上に表示されるBASEのロゴが非表示になります。
SOTRESでは、スタンダードプランでロゴ非表示が可能です。
チャージバックによって売上が取り消された場合も、BASEが提携している保証会社が入金を補償してくれます。
BASE?STORES?ケース別のおすすめはこれ!
ここまでは、BASEとSTORESを「手数料・入金サイクル・有料ツール」の観点から比べてみました。
手数料だけならSTORES、保証が魅力的なのはBASEですね^^
ケース別にコストを抑えられるプランをご提示いたします。
月の売上げが14万円(送料込)を超える場合
月末締め翌月末払いの入金サイクルに問題がなければ、STORESのスタンダードプランがおすすめです!
STORESの「無料プラン」「スタンダートプラン」の手数料を比較すると、売上げが14万円の時点で20円の差異になります。
140,000円(売上)×0.05(5%)=7,000円(手数料)
140,000円(売上)×0.036(3.6%)+1980円(月額利用料)=7,020円(手数料)
月の売上げが14万円(送料込)未満の場合
STORESのフリープランがおすすめです。
不正決済保証をつけたい場合
BASEで有料ツール「不正決済保証」をつけましょう。
急な出金をすることが少なければSTORES一択!
入金サイクルの回数を多くしたり短くしたり、チャージバックが心配であればBASEがおすすめです。
「自社にはSTORESのスタンダードプランが良さそうだけど、ちょっと心配…」
「通販はじめてみたいけど、やっぱり直接相談したい。」
そんな方は、SORAでサポートもいたしますのでお気軽にお問い合わせください^^
最後までお読みいただきありがとうございました。